世界で3Dプリンターの家づくりが進んでいるなか、
日本でも今後新しい住宅建築方法として本格的に導入される可能性がかなり高いと考えられています。
3Dプリンターとは?
立体的な物体を作ることができる立体印刷機のことです。
初めは小さいものしか作れなかったのですが、
現在では住宅が建てられるまで進化しています(^^♪
名前のとおり、3Dプリンターを使って建てた家を3Dプリンター住宅といいます。
3Dプリンター住宅には3つの建設方法があります★
①
巨大な3Dプリンターを住宅の建設予定の場所に設置し、
そこで材料を積み上げる方法
②
砂のような素材に凝固剤をかけて固めたものを掘り出していく方法
③
3Dプリンターを設置してある工事でパーツを生産し、
現地で組みあわせていく方法
使用する素材によって建設方法は変わってくるのですが、
強度の関係などで①と③の
積み上げ式や工場生産方式が主流となっているみたいです。
3Dプリンター住宅はこれまでの建築方法と比べると、
建築にかかる時間が短く、必要な人手が少ないことが特徴です(^^)/
なので、外国ではスラム対策やホームレス対策・災害後の仮設住宅として開発が進められています。
3Dプリンター住宅の代表的なメリットを4つご紹介したいと思います★
①建築コストが安い
1棟あたり40万円程度で建てられた家もあるそうです。
②人手をほとんど必要としない
一般の住宅では多くの職人が必要で
建築業界では人手不足が大きな問題となっているなか
3Dプリンター導入は建築業界の人手不足の解消に繋がります。
③建築スピードが速い
建築期間が24時間で建てられた事例もあり、
通常の住宅では不可能なスピードで住宅が建てられます。
そのため、少しでも多くの家が必要な災害現場や、
住宅がない人たちの仮住まいとしての需要が期待されています。
④曲線の建築物を造れる
3Dプリンターは曲線のように形状が複雑な住宅でも対応しやすく、
曲線を活用することによって
丸い家や狭い土地での建築・デザイン性の高い住宅を建築することができます。
家を建てられる面積が限られている場合や、
ほかにはないデザインを求める人に3Dプリンター住宅は需要があるといわれています。
3Dプリンター住宅は現在の日本では法規制の問題から、
建築確認申請が不要な現場でしか導入できず、一般的な住宅での建築はできません。
しかし、将来性のある建築方法なので
法改正や技術革新により導入される可能性が高いです!!
安価で買えるので
≪車を買い替えるように家を買い替えることができる時代≫が来るかもしれないです☺!!
和泉市 岸和田市 高石市